人が楽しんでいれば自分も楽しくなる

その中で、少しでも楽しく自然に生きていくためには、自分のできる範囲内で、人々の心の中にある「人間性」に、焦点を合わせていく以外には方法がない。これは、一見したところ、消極的かつ自衛的な手段に見えるかもしれない。

しかし、この人間の原点に帰ってみなくては、人間社会のこれからの正しい道は見えてこない。人は「群れて」生きていく。その群れの中で、人が悲しんでいれば自分も悲しく、人が楽しんでいれば自分も楽しくなる。